関東甲信も来週あたりには、梅雨入りしそうな感じ。
ここ2、3日は東京も雨が降ったりやんだり、安定しない天候が続いています。今日は朝方は雨が降っていましたが、昼前後には幸運にも青空が見えました。
町中のあちこちでも、木々の力がみなぎり始めています。
大手町ビルの木々も、コンクリートのビル群に負けないよう、空に向かって自然のパワーをたくさん放っていました。
神田明神の取水舎も普段日常の姿にもどり、さわやかな取水があふれ出していました。口に含んだ手水を思わずごくりと飲み込みそうになりました。
浅草神社境内では、毎年恒例の田植え作業が終わっていました。豊作を願い、梅雨の雨を待っています。
浅草寺境内にも緑のパワーがみなぎります。境内を森林浴気分で歩きました。
タイミングよく障子が開いていたので、外から流れこむ心地よい風を体で受けながら、淡路堂内から外の緑を眺める。とても贅沢な光景でした。
5月初旬に足の小指を怪我してしまったので、指を労わりながらゆっくりと参詣しました。その分、いつも以上に時間をかけ、梅雨前の爽やかな季節感を肌で感じながら歩きました。
仲見世通りを歩く人の8~9割は外国人観光客でした。浅草の町はすでに普段日常の賑やかさを取り戻しています。いや、この静かな数年間の時間を取り戻すべく、その賑やかさは以前の日常以上かもしれません。とても嬉しいことです。
さて、恵みの雨の梅雨の季節へと。