国立演芸場の入り口を入ると、すぐに広がっていく落語な空間。
第27回立川志らく落語大全集。
~大河ドラマ 金坊~
開口一番
初天神
花見小僧
(中入り)
藪入り
どの演目にも、愛くるしくもあり小憎たらしくもある小僧が登場。その小僧を立川志らく氏流につなげていく落語の世界。
『ひとりのやんちゃな子供が、奉公することによりきちんとした小僧に変身したが、人間なんてものは本質はそれが子供であってもそうは変わらないというのを落語は見抜いていたいうのが今回のテーマ』
小僧とその親というフィルターを通して人間の本質に迫っていく。
落語は、私のことをも遠慮なく手加減せず見抜きます。
笑っちゃいたけど、私もどこかで笑われてるぞ、と。
そして、
私はまだまだ人間修行道半ば。永遠の継続が必要です。
気が引き締まります。