「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?」(ゴマブックス) パコ・ムーロ著 2007年
第1話 進化を拒んだ古代魚と陸に上がったカメ
第2話 こだわりの異なる3人の社長の選択
第3話 1本足になったアリ株式会社の末路
第4話 本当に「使えない」のは車かドライバーか
第5話 有能な社員に新人、ベテランも関係ない
第6話 社長のクローンは働き者ばかり!?
第7話 なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?
第8話 「自ら動く新入社員」と「指示待ちベテラン社員」
第9話 1006人のうち、会社の妨げとなるのは6人
第10話 すぐに専門家任せのエグゼクティブたち
第11話 「前世紀のセールスマン」と「21世紀のセールスマン」
第12話 ボロボロのガレー船と3人の船長の航海術
第13話 エグゼクティブは熱気球に乗って仕事をしなさい
先日家の中を整理整頓した時に発見した本の再読。確かに数年前に読んだような気もしますが、内容はほとんど忘れてしまっていたので、新鮮な気持ちで読むことができました。
タイトルだけ読むとゴルフ本のような印象を受けます。
しかし、
「人生、ビジネスの原理原則を、短いけど深い13の物語に凝縮」というのが書籍のエッセンス。ゴルフの話も出てきますが、物語の1つに過ぎません。
私自身も年齢を重ね、社会的な立場も変わり、考え方も変化してきています。だから尚更に新鮮な気持ちで読めたのかもしれません。
そしてこれからも変わり続けます。
会社も、自分も。
生き残るためにも、変化し続けていくこと。
ずっと変わらずにいるものは何もない。
変化し続けるこの世界では
進化するかしないかという選択の余地などない。
生き残るには進化するしかないのだ。
ついでに、、、ゴルフと言えば長年お休みしていましたが今年に入ってから再開しています。
このご時世でもあり、ゴルフ仲間と気軽にラウンドする機会はなかなか持てません。その代わり、家で素振りをしたり、練習場に行ったり、ゴルフ関連書籍などを読んだり、ゴルフ関連動画などを見たりして、これもまた今時流のゴルフの楽しみ方かなと自分に言い聞かせながら、ゴルフと向き合っています。
難しくて失敗するのはかまわないが、頭が固いせいで失敗してはいけない
前者はいくらでもやり直しはできるし、再挑戦もできる。でも後者による失敗は何度も繰り返されるおそれがあります。
久々に再開したゴルフとの向き合い方も「変化」が求められます。ルールの大改正もありました。コースマネージメントの方法もスイングスタイルも「変化」が求められます。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』
ダーウィンが言ったとされる名言。私自身に言い聞かせ、社員にも言い聞かせ、会社も自在に変化させていくこと。
諸行無常の響きを体全体で感じながら。