今週は月曜日の立川志の輔さん、そして本日の志らくさん。昨年もよく似た感じだったような気がしますが、特にこの季節になってくると、私の中の落語魂がムクムクと動き出すのかもしれません。特に立川流の。
立川志らくさんの落語は「品川心中」と「紺屋高尾」。
この2つの演目を選んだ志らくさんの思いと願い。
人情噺が人の心を動かすのは、親のため、伴侶のため、子供のため、周囲のため、そして自分のために必死に懸命に生きようとするその姿。
その昔「紺屋高尾」を聞いた時、退屈で眠りに落ちてしまっていました。。。でも、年を重ね、そして、落語を聞き重ね、今では心にぐっと私の心に入り込んでくる演目の1つになりました。そして、あの頃、「紺屋高尾」を聞きながら眠りに落ちていたかつての自分を懐かしく思い出したりもします。
落語の聞き方や感じ方は常に変化し続けていく。
春。
ふと、自分の中の変化を確かめたくなる。
それが、春という季節なのかもしれません。