SGC ホールはオザケンの人生芸術の創造の場のようでした
20代のオザケンが創作したドラムビートに載せてギターを奏でる
20代のオザケンの声に今のオザケンの声が重なる
若かりし自らの姿を懐かしんだり、諭してみたり
そのプロセスにコアなファンの歌声が重なり
「小沢健二」という人生芸術作品がライブで生まれていく
僕も20代の頃の自分の姿が目に浮かぶ
大阪から東京に上京してきた自分にとって
渋谷系はザ・東京の象徴
1990年代を走るオザケンサウンドに追いかけられていた当時の自分
でもいつかオザケンサウンドを追いかけるようになり
そして
1990年代後半の渡米後は、追いかけなくなっていく
21世紀に入って何年か経って
オザケンが再び現れたときは
追いかけられることもなく
追いかけることもなく
自然に手が届くほどよい距離感が保たれていた
『恋とマシンガン』を耳にした10代の僕は強くて大きな衝撃を受け
『流動体について』に耳を傾けた40代の僕は心地よい衝撃を受け
そして50代の今
音楽と哲学、文学の融合体である創造の場で軽くカラダを揺らしてる



