Pat Metheny Dream Box / Moon Dial Tour すみだトリフォニーホール
Pat Methenyとの出会いは1989年。
大阪から上京し大学受験に向けて浪人生活を送っていた時によく聴いていたのが、J-Waveが開局した頃にやっていた『Pazz & Jops』という番組。
「ニューヨーク、パリ、そして東京。世界の3つの都市から様々な話題をお届けするグローバルラジオマガジン、パ~~ズアンドジョップス!」
軽快でラテンジャズな「Loco Motive」をバックにジョン・カビラ氏のポップなナビゲーションで始まる番組。
番組が始まると勉強を中断。ベッドに寝そべってラジオを聴きながら、全身に吹きかかってくるような「世界」の吐息を感じる。そして、エンディング曲で聴こえてくるLast Train Homeを聴きながら、ベッドから起き上がりちょっと寂しい気持ちで再び机に向かう。。。
今でもLast Train Homeを聴くと、あの頃の自分に戻り、感傷的な気持ちになります。なので、これまでも聴き続けてきたし、これからも聴き続けていくんだろうな、と思います。
そして当時、代々木から新宿方面に向かって歩いて10分くらいのところにあったジャズバー「はいから亭」でも、Pat Methenyのアルバムが時々流れていました。その中でも、好きな曲がこちら。
ジャズを聴き始めた当時、どっぷりはまっていたのがWes Montgomery。
Wesのジャズギターばかり聴いていた時分にPat Methenyのギターを聴いた時の驚き。
「え~~~これもジャズなんかい!!」
ちょっと否定したくなる気持ちもありながら、ぐいぐいと惹き込まれていったPat Methenyの世界。
今回のライブは「ソロ」。確かに「ソロ」。しかし広がるサウンドは「アンサンブル」。Last Train Homeはもちろん、昔のアルバムの曲から、新しいアルバムの曲まで。お~~~!!となるアレンジも加わったスタンダード曲も粋な感じで披露。
特注のナイロン弦アコースティック・バリトン・ギターはじめ、いろんなギターを弾きこなしながら、自分の音楽人生やギターのことを「英語だけど話していいかな?」と一言添えながら、結構長く語り続けるPat氏。
ギター大好き少年であり続け、今でもいろんなギターサウンドにチャレンジし続けるその姿に、過去も現在も未来も垣間見え、目頭が熱くなりました。
スタンディングオベーションが繰り返され、「今日は帰さないぞ」というファンの気持ちある触れるアンコールも幾度となく。
休憩なしの2時間半。
素晴らしく粋なPat Methenyの世界でした。
Thanks a lot, Pat !!!







