「どうしてお酒を飲まないのですか?」
と、尋ねられることがあります。
お酒を飲んでいた頃の私を記憶している友人・知人からは、
「どうした?お酒でトラブルでもあったか?」
と笑いながら言われることもあります。
そう、私は現在、お酒を飲んでいません。
2019年8月から今日に至るまでずっと。
でも、「禁酒しています」という感覚とも少し違います。
私の感覚としては、
「お酒をやめたのではなく、お休みしている」
そんな表現が一番しっくりきます。
私はもともとお酒が大好きだった
誤解のないように最初にお伝えしておくと、私はもともとお酒が大好きでした。
日本酒の味わいや香りが好きで、スクールに通って利酒師の認定資格も取得しました。地方の酒蔵を訪れたり、試飲会にもよく参加しました。
ワインも好きで、ぶどう品種や歴史の勉強もしました。かつてはグループ会社でコスパのいいワインが飲めるビストロ店を経営していたこともあります(店舗は2025年に譲渡)。
お酒を通じて多くの方と出会い、楽しい時間もたくさん過ごしてきました。
なので、お酒が嫌いになったわけではありません。
いや、今でも大好きです。
日本酒やワインには今でも大きな魅力を感じています。
変化を感じ始めた50歳前
そんな私が、お酒との付き合い方を見直すようになったのは50歳前のことでした。
若い頃や40代までは、それほど気になりませんでした。
しかし年齢を重ねるにつれて、お酒が翌日に残ることが増えてきました。
朝の目覚め。
集中力。
仕事への切り替え。
学習への意欲。
少しずつですが、お酒の影響を感じるようになりました。
もちろん、それでも飲み続けることはできたと思います。
「お酒も楽しみながら、会社経営や英語、ドローンの勉強を続ければいいのでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。
実際、その通りだと思います。
両立できる方もたくさんいるでしょう。
でも、私はあまり器用な人間ではありません。
何か新しいことに挑戦しようと思うと、それなりの時間とエネルギーを集中して注ぎ込みたくなります。
英語もそうでした。
ドローンもそうでした。
全国通訳案内士もそうです。
そしてもちろん会社経営や新規事業企画も。
私の場合、新しい挑戦には想像以上のエネルギーが必要になります。
若い頃ならもっと無理がきいたかもしれません。
しかし50歳を過ぎる頃には、時間も体力も集中力も無限ではないことを実感するようになりました。
そのため、「何を始めるか」と同時に「何を手放すか」を考えるようになりました。
今は見てみたい世界がある
50歳を過ぎてからも新しい挑戦を続けています。
今も、やりたいことが次々と出てきています。
その中で私が出した答えはとてもシンプルでした。
今は、お酒よりも見てみたい世界がある。
そう考えるようになりました。
英語。
ドローン。
全国通訳案内士。
IT/DX。
会社経営。
そして、まだ形になっていない新しい事業づくり。
今は、お酒よりも見てみたい世界がそこにあります
人生にはフォーカスする時期がある
お酒を否定するつもりはありません。
お酒にはお酒の楽しさがあります。
お酒だからこそ生まれる出会いもあります。
若い頃の私にとって、お酒は生活を豊かにしてくれる大切な存在でした。
今の私は、学びと挑戦にフォーカスする時期にいます。
その結果として、今はお酒をお休みすることにしました。
一生お酒を飲まないと決めたわけではありません。
また飲む日が来るかもしれません。
いつか挑戦したいことをやり切った時。
人生の景色がまた変わった時。
その時には、再びお酒を楽しむ日が来るかもしれません。
おわりに
お酒をやめたのではなく、今はお休みしている。
今の私には、お酒よりも見てみたい世界があるからです。
人生には限りがあります。
だからこそ、その時々で何に優先的に時間を使い、何に集中的にエネルギーを使うかを考えたい。
そんなことを思いながら、今日も新しい挑戦を続けています。
そう考えると、人生は不思議です。
10代、20代、30代、40代、そして50代。
その時々で夢中になるものが異なりました。
その時々でフォーカスするものも変わってきました。
次回以降のブログでは、10代、20代、30代、40代、そして50代と、それぞれの時代に私が何に夢中になり、何にフォーカスしてきたのかを振り返ってみようと思います。
その振り返りによって、今向き合っている挑戦がどこから生まれ、どこへ向かおうとしているのかも見えてくるような気がしています。
