ドローン大学校 6日目

ドローン大学校 東京キャンパス27期生のクラスも後半戦に入りました。朝から晩までの授業は思っていた以上に大変ですが、新しい発見の連続です。

★クラス6日目 7月25日(土)★

実技中心クラス @DEC DRONE PARK

【午前】【午後】

高高度飛行操縦訓練/遠方飛行操縦訓練/インテリジェントフライトモード(IFM)操縦訓練/DJI GS PRO 操縦訓練 などなど

【夜間】

学科修了検定/学科修了検定解説

 

ATTIモード実技検定合格後、いろいろな操縦方法を学習そしてチャレンジしていきます。

2〜3m高度の飛行だったのが一気に20m、30m、そして100mへと上がっていきます。飛行距離も100mへ伸びていきます。最初はビクビクドキドキしながらの飛行でしたが、飛行時間を重ねていくと少しずつ馴れていきます。

低バッテリーの状態や通信機からの信号が途絶えてしまった場合などの緊急時にPhantom 4を自動で帰還させることができる機能がリターントゥホーム(RTH)機能。

練習ではプロポ(通信機)にあるRTHボタンを押し、ホームポイントに帰還させました。その時撮影した動画がこちらです。ドローンの動きとしては、地上から20m上昇させてから100mほど前進飛行 → プロポのRTHボタンを押す → ドローンは自動的に高度30mまで上昇したのち、ホームポイントに向かって飛行そして着陸、という動きになります。いろいろなRTH設定が可能であり、飛行環境や状況によって設定を変えながら、緊急時における安全対策を取ることになります。

日没後は学科修了検定でした。出題される範囲・エリアはヒントとして教えられるものの、的確な回答が求められました。漢字が間違っていても✖、日本語として通じない文章は✖。重要な法律の重要キーワードはそのまま暗記しておかねばなりません。これは試験対策のみならず、ドローン操縦者としての基本的な心構えにも通ずること、とドローン大学校では何度も教えられました。

「重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律」

第一条:この法律は、国会議事堂、内閣総理大臣官邸そのほかの国の重要な施設等、外国公館等、防衛関係施設及び原子力事業所の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行を禁止することにより、これらの重要施設に対する危険を未然に防止し、もって国政の中枢機能等、良好な国際関係及び我が国を防衛するための基盤の維持並びに公共の安全の確保に資することを目的とする。

法律条文を読むと気が引き締まります。

1時間100問記述式、合格ラインは80点以上。鉛筆と消しゴムを持っての技術試験は久々だったので、右手首がとても疲れました。そして晴れて合格をいただきました。素直に嬉しい気持ちで一杯です。

実技検定、学科試験、そして残す試験は安全運航管理修了検定。今回のドローン大学校クラスの集大成にもなります。しかも、3人1組となってのチームワーク。心して臨まねば。