2022年度全国通訳案内士の口述試験から更新しないまま時間が過ぎてしまいました。昨年12月に口述試験を受け、今年2月3日に合否発表がありました。。。結果は『不合格』。
試験当日、10分間程度の口述試験はあっという間に終わりましたが、外国人1人・日本人1人の試験官とキャッチボールをしながら「今回は無理だわ。。」と直感しました。そんな直感もあって、試験が終わってからは試験のことはすっかり忘れてしまっていた頃に合否発表があり、予想していたとは言え、実際に『不合格』という文字を見ると残念でした。
不合格の原因ははっきりしています。
絶対的な勉強時間不足。特に、お題目に関する約2分間のプレゼンテーションのための単語の暗記量不足。そして、説明できるだけの背景知識量不足。
試験当日に与えられた3つのトピックは「白河の関」「グランピング」「たい焼き」。この中から「たい焼き」なら説明しやすそうだったので、選択して説明を始めたものの、、、大好物のたい焼きトピックにも関わらず、すらすらと英語で説明ができない。うまく説明するために適切な単語が思いつかない。結局、2分200 wordsが1つの目安と言われているプレゼンテーションですが、100 words 程度の説明しかできませんでした。
1次試験合格後、口述試験への挑戦可能回数は2回。今年の12月もう一度チャンスがあるので、適切な教材を使って十分な準備をしてから試験に臨みたいと思います。
まずは、試験に頻出重要トピックであり、中秋の名月、里山、お花見、流鏑馬、日光東照宮、鎌倉、おせち料理、寿司、、、などなど試験頻出テーマ200~300くらいについて、日本語と英語で澱みなく話ができるように準備していきたいと思います。ざっと流し読み的な勉強ではなく、適切な用語・単語を駆使しながら説明するためにも繰り返しのインプット作業が必要。原点に立ち返り、コツコツと用語・単語の暗記作業を重ねながら、トピック説明文章は何度も声に出して読む。ひたすらにそれを繰り返していくことにします。
しかし、公私他にもやることが多く、まとまった勉強時間をとることはできませんので、スキマ時間や移動時間などを活用しながら絶対的な勉強時間を積み上げていきたいと思います。ある程度のインプット作業が済んだら、各専門学校が提供しているオンラインでの本番練習用の特訓なども受ける予定です。
生活の風景も平常に戻りつつあり、特に観光地では外国人観光客が大幅に増えています。そのような明るい兆しが見える世の中の流れをも勉強のモチベーションにしながらコツコツと積み上げていきたいと思います。
4月3日にはJNTO(日本観光局)より本年度の全国通訳案内士試験のガイドライン他が発表されました。いよいよ始まっていきます。
(2023年度全国通訳案内士 試験スケジュール)
◇官報公示:2023年4月下旬予定
◇施行要領公開:2023年5月下旬予定
◇願書受付:2023年6月上旬~7月上旬予定
◇筆記試験:2023年8月中旬予定
◇筆記試験合格発表:2023年9月下旬予定
◇口述試験:2023年12月上旬予定
◇最終合格発表:2024年2月上旬予定