全国通訳案内士試験⑪~2次口述試験(その5)

JNTO(日本観光局)より本年度の試験施行要領が発表されました。さあ、いよいよ始まります。私の場合のターゲットは12月10日の日曜日。残り約半年。コツコツ進めていきたいと思います。

(2023年度全国通訳案内士 試験スケジュール)
◇願書受付:2023年6月1日(木)~7月10日(月)
◇筆記試験:2023年8月20日(日)
◇筆記試験合格発表:2023年9月29日(金)
◇口述試験:2023年12月10日(日)
◇最終合格発表:2024年2月2日(金)

昨年受験した口述試験結果の教訓から、今は日本を説明するための専門的な単語を暗記する作業、そして、日本に関する全般的な背景知識をインプットする作業を続けています。

例えば、食べ物で言えば、

イクラ salmon roe/数の子 herring roe/たらこ cod roe

貝割れ大根 radish sprout/大根おろし grated radish/もやし bean sprout

もうこれらは、丸暗記するしかありません。知らなければ、説得力あるプレゼンはできません。昨年は1次合格から時間が無いことを言い訳にして、必要な丸暗記作業を怠っていました。英検やTOEICレベルで覚えた単語で何とか対応しよう、何とかなるだろうと安易に考えていました。

しかし、それは間違いであったこと。

全国通訳案内士であれば、知っていなければならない単語と日本の背景事情。昨年のようなざっと流し読み的な勉強ではなく、まずはひたすらにインプット作業を重ねていくこと。暗記作業の原点に立ち返り、コツコツと。

単語のインプット作業と同時に、試験に頻出重要トピックを理解し、まずは背景事情を日本語でインプットする。中秋の名月、里山、流鏑馬、日光東照宮、七福神、彼岸、、、など。日本語でうまく説明できないテーマが英語で説明できるはずはなく。まだ時間は十分にあります。日本人の教養としても知っておくべきことを、楽しみながらインプットする作業を行っています。

今私が使っている教材は、PEP英語学校のものが中心です。ラインナップが豊富で実践的な教材が多いので、その中から今自分が必要な教材を選んでオンラインで購入しています。

まずは、一通りインプット作業。その後、夏ごろからは、各専門学校が提供しているオンライン特訓なども受けたいと思っています。