今から20年位前、英語必須の環境で仕事していた頃は、真面目に英語に向き合っていました。
しかし、今や英語を一切使う必要がない環境で、英語学習を継続するためには、それなりの工夫や努力が求められます。英語学習は脳をリフレッシュさせ、仕事にも活きてくることを体感しているとは言え、気が緩むとどうしても英語学習が面倒くさくなり、ラクな日本語の世界へ流されてしまいます。
そこで3年前から始めたのがTOEIC Listening & Reading Testの勉強。昔は英語使って仕事もしていたし、900点くらいはすぐに取れるだろうと思って勉強しましたが、これが結構厳しい。。。900点手前までは届くもののそれ以上に到達できない状態が続き、いつのまにやら英語学習のためのTOEICではなく、TOEIC900点獲得のためのTOEIC勉強、という本末転倒なモードに入ってきてしまいました。
そこで、今年に入り、方向性を変え、TOEIC Speaking & Writing Testの勉強を始めることにしました。学習方法はいつもの基本的な英語学習の繰り返し。PodcastやYoutubeで英語を聴く。NHKラジオ英会話を正しく繰り返し聴く。そして、深夜の30分英会話オンラインレッスン。レッスン前に、自分が書き上げた英語文章を先生に送り、レッスン時に細かくフィードバックをもらう。その地道な作業の繰り返し。幸い、TOEIC Listening & Reading Testに比べ、文法も単語もより基本的なレベルの学習でOKなので、対策も練りやすく、何より実践的で勉強していて楽しい。
全国通訳案内士1次筆記試験の英語科目免除のラインは、TOEIC Listening & Reading Test 900点以上(満点990点)、Speaking Test 160点以上(満点200点)、 Writing Test 170点以上(満点200点)のいずれか。
地道な努力の結果、TOEIC Speaking & Writing Testの勉強を始めてから約3か月。3回目に受けたTOEICでSpeakingはあと1歩のところで160点には届きませんでしたが、Writingの方180点獲得で170点ボーダーを超えました。
これでしばらくはTOEIC試験のための勉強の必要はなくなります。しかし、試験後ヘトヘトになるTOEIC Listening & Reading Testとは違い、TOEIC Speaking & Writing Testの試験時間はそれほど長くはなく疲れも少ない。かつ、より実践的でもあり、頭の体操にもなります。しかも、全国通訳案内士2次試験の口述・面接試験にも直接つながっていくので、今後も定期的に受験はしていこうと思っています。
まずは何より、TOEIC Writing 180点到達により、全国通訳案内士1次筆記試験の英語科目が免除されることになるので嬉しいです。