8月21日の試験本番まで1週間を切りましたので、ラストスパートで毎朝早起きして勉強しています。
試験免除制度を利用するので、今回受験するのは「一般常識」と「通訳案内の実務」の2科目のみ。今日は「通訳案内の実務」について書いてみたいと思います。
通訳案内の実務科目は、観光庁が発行している資料「観光庁研修テキスト」から出題されます。章立ては3つで、とてもシンプル。
1. 旅程管理の関係法令や実務に関わる知識
2. 危機管理・災害発生時の対応
3. 外国文化への対応
「一般常識」に同じく、80%、90%、満点を狙いに行くのではなく、省エネで合格最低基準60%を狙いたいので、「観光庁研修テキスト」はほとんど読まず。やることは、ひたすらに過去問4年分を何回もやること。そして、ユーキャンの「通訳案内士速習テキスト」の第4章だけを切り取ってホッチキス留めし、試験出題箇所を意識しながら何度も読むこと。
例えば、2021年度の試験の問題19では、観光庁が実施した「訪日外国人消費動向調査(全国調査)」の平成30年年間値から、訪日外国人旅行者全体の観光行動に関する問題が出題されていました。赤字が空欄選択肢箇所となっています。とても興味深いテーマです。
訪日外国人旅行者が「今回実施したこと」として挙げた項目のうち、最も実施率が高かったのは「日本食を食べること」であり、これは「次回実施したいこと」として挙げられた項目の中でも最も選択率が高く、訪日外国人旅行者の観光行動として人気が高いことがわかる。「今回実施したこと」として次に実施率が高かったのはショッピングであり、これについては、「次回したいこと」としても高い人気を示している。また「温泉入浴」については「今回実施したこと」としての実施率は高いとは言えないが、「次回したいこと」としての選択率は「日本食を食べること」に次いで高く、今後訪日外国人旅行者の観光消費につながることが期待される。
【2022年度全国通訳案内士 試験スケジュール】
◇筆記試験:2022年8月21日(日)
◇筆記試験合格発表:2022年11月10日(木)
◇口述試験:2022年12月11日(日)
◇最終合格発表:2023年2月3日(金)
*詳細は日本政府観光局のサイト参照。