この2か月の間、ウクレレを弾いている時間がぐっと増えています。週末はもちろん、平日テレワークしているスキマ時間などには音楽を奏でて気持ちリフレッシュさせたりします。指を動かすことで、結果的に脳内も活性化されます。
演奏する時間が増える分、ウクレレもしっかりメンテナンスしなければなりません。この週末は久々に弦を交換しました。ここ最近で弦を交換したのは、、、去年8月後半。既に8か月以上が経っていました。
私の場合弦交換作業に結構時間がかかるし、また気も使います。また、弦交換してから音が落ち着くまで数日程度要することなども考えると、ついつい後回しにしてしまいがちです。
練習中にふと弦の表面を見ると弦そのものの傷みが目立っていました。また、演奏中、時々音がカサカサする時があり、ウクレレが訴える疲労感も分かっていました。ウクレレ好きなのに、ウクレレをこのような状態にしてしまったのは、大いに反省すべきことです。
私が愛用するMartin社のウクレレをデスクの上に置き、いよいよ弦交換作業開始。弦を切ってから埃を取った後、クロスにレモンオイルを少し沁み込ませ、丁寧にボディーを磨きます。フレットやペグ周辺もピカピカになるように磨いていきます。
私はずっとWORTH STRINGSの弦を使っています。他の弦を試してみたいと思うこともありますが、別の弦を試してみてもし自分に合わなかったら、、、再び交換する作業やコストが発生してしまう。そんなことを考えると躊躇してしまいます。このような消極的な理由もありますが、それ以上に私が大切にしていることはWORTH STRINGSの開発コンセプト。実際に演奏しながらそのコンセプトを私自身が体感しています。
「楽器本来が持っている特性にマッチした音が出せる弦を作ることを第一条件と考え、音の抜けが良く、豊富な音量を持った弦を作ることをテーマに開発いたしました。そして第二にタッチです。演奏者が弾きやすいタッチを持った弦を作ることです。あまり堅くなく柔らかな素材で押さえやすい弦を作る。ただ、音を最優先としているため少し弾きにくいと感じる方もいらっしゃるかも知れません。」
どんな弦にも一長一短はあります。どこに重きを置いて弦を選択するか。それは演奏者の好みと判断に委ねられていきます。
WORTH STRINGSとはまた別の弦を試すのは、今度新しくウクレレを買った時かな、と思っています。
「ウクレレ」「弦の交換」でネット検索してみるといろいろ出てきます。方法や考え方もいろいろあります。私の場合は、弦交換毎にネット検索を行いながら試していますが、その都度新しい発見があります。
先に書いたように、私は弦交換作業をズルズルと後回しにしてしまいがち。でも、弦交換作業が終わり新しい弦を指で弾いて「THE・ウクレレの音」が響くと、じわじわと心が満たされていきます。また、掃除や整理整頓と同じく、ウクレレの手入れをすると気持ちがすっきりし、気分も晴れやかになります。
弦交換作業直後はいつもこんな感じです。そして、よし次も同じ気持ちで弦交換するぞと思っていても、だんだん時間が経つとこの強い気持ちも弱まっていってしまう、というのがいつものパターンです。そのパターンから脱却したい、弦交換直後のフレッシュな気持ちを持ち続けていきたい。そのためのツールがこのブログかな、そんな風に考えています。
ウクレレの弦交換作業という切り口だけでもまだまだ書きたいことがありますが、ポロンポロン気持ち良い感じで、明日本格的なGW明けの月曜日を迎えられそうです。