先月、全国通訳案内士試験用に歴史能力検定・2級日本史を受験してきました。受験に向け、勉強のためにという名目で歴史関係の映画を観たり小説を読んだりしました。今回は昭和初期の時代が舞台になっている映画を3本紹介します。他の時代の映画も別ブログで紹介していますので、ぜひご覧ください。
歴史を勉強するのは、そしてまた、目を覆いたくなり心が痛くなるシーンもある歴史映画を観たり歴史小説を読むのは、、、過去を知り、今に感謝し、そして未来に向かうため。
歴史から学ぶことはとても沢山あります。
歴史を学び続けることの意義と価値。
肝心の歴史能力検定・2級日本史の結果は、、、歴史の問題集を解くよりも映画や小説に多くの時間を費やしてしまったため学習面では不安な面もありましたが、とりあえず合格点は確保できていると思います(多分)。発表は今月12月。
『キネマの天地』1986年
『小さいおうち』2014年
★映画.comのより解説・あらすじ抜粋:
名匠・山田洋次の82作目となる監督作で、第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を映画化。昭和11年、田舎から出てきた純真な娘・布宮タキは、東京郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家で女中として働き始める。家の主人で玩具会社に勤める平井雅樹、その妻・時子、2人の5歳になる息子の恭一とともに穏やかな日々を送っていたある日、雅樹の部下で板倉正治という青年が現れ、時子の心が板倉へと傾いていく。それから60数年後、晩年のタキが大学ノートにつづった自叙伝を読んだタキの親類・荒井健史は、それまで秘められていた真実を知る。時子役を松たか子、晩年のタキを倍賞千恵子が演じた。若き日のタキに扮した黒木華は、第64回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)に輝いた。国内でも第38回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。
★一言感想:
教科書的な昭和初期の時代背景の理解が深まる映画でした。加えて、教科書を読んでいるだけでは見えてこない人間の魂が熱く輝く映画でもあると思います。俳優皆さんの演技が素晴らしく、その一挙手一投足や表情を眺めていると、ホント惚れ惚れします。観終えた最初の感想は、、、映画って本当にいいな、俳優業の道を歩まれている方々の圧倒的な存在感にパワーをもらえました。感謝!
『あ・うん』1989年
★映画.comのより解説・あらすじ抜粋:
向田邦子の同名小説を高倉健主演、降旗康男監督で映画化。昭和初期の東京・山の手を舞台に2人の男と1人の女が織り成す人間模様を美しい映像で描き出す人間ドラマ。中小企業社長の門倉と安月給のサラリーマンの水田は性格も境遇も対照的ながら友情で結ばれていた。しかし門倉は水田の妻たみのことを密かに思い続けていて……。17年ぶりに銀幕復帰した富司純子(旧芸名・藤純子)、坂東英二が共演。
★一言感想:
いぶし銀が光る映画。今の年齢になって観ると、昔分かりにくかったこの映画の深みがよく分かる。「戦争」という危機が周囲を取り囲む環境の中で、喜怒哀楽で普通に生きる「人間」の日差しがある。今も昔も変わらない普遍的な人間像。
『「阿吽(あうん)」とは、万物の始まりと終わり、または呼吸の吐く息(阿)と吸う息(吽)を意味し、そこから転じて、言葉がなくても互いの意図が通じ合う「阿吽の呼吸」のように、息の合った状態や信頼関係を指す言葉です。寺社の山門に立つ仁王像や狛犬が口を開けた「阿形(あぎょう)」と口を閉じた「吽形(うんぎょう)」で一対となっていることでも知られています。』
どんなにデジタルやテクノロジーが進化し続けても、AIやロボットにはできない「あ・うん」の呼吸。そこに人間であることの真価がある。
